良性疾患に対する開腹手術撲滅運動
第9章 患者の叫び声・患者の意識改革・病院の意識改革
病院HPの特徴・見方
数々の病院のHP見てきました。
それぞれの病院の特徴があったりすることがあります。
腹腔鏡の治療実績を謳う病院、腹腔鏡の認定医の質の高さを謳う病院、入院病棟でも、産科と婦人科を分けている病院等々。
その一つとして、初診時の予約の取り方が、手術を受ける患者さんと、手術を受けるかどうか話を聞いてから、家族と相談してから決めようという患者さんとで、
枠を別にしている病院もありました。
今回の私のように、紹介状の「手術希望」の一言で、手術しか考えない医師・病院とは、その配慮の仕方が違うなと思いました。
また大学病院では婦人科の頁の中に、必ずと言っていいほど、大学の婦人科教室に入るボタンがあると思います。
大学の教室にまで入ると、さらに詳しく病気の事や、治療実績、治療方法、研修医の育成に対する方針を知る事が出来るでしょう。
また、研修医の育成という面では、大学病院でなくても、神戸市立医療センター中央市民病院のように、
研修医の育成を目標としている病院は他にもあります。
婦人科の項目だけでなく、サイトマップから研修医募集などの項目を参考にしてもいいでしょう。
大学病院が高度医療をしているために、一般の治療の研修ができないという事があるようです。
そういう時は、関連病院で一般の治療を研修するようです。
腹腔鏡の認定医の数は多いにこした事はないでしょう。
しかし多ければいいという訳でもなさそうです。
ベテランの医師から、認定医になりたての医師がいたりするからです。
必ず医師の実績を確認してみましょう。
それと同時に病院の治療実績・手術件数も確認しましょう。
手術の件数が多ければ、条件次第で、開腹術にまわされるかもしれません。
また、腹腔鏡の認定医でなくても、腹腔鏡手術は出来ます。
少なくとも開腹全摘しか言わない、アゴニスト療法すら説明しないような病院・医師は相手にしない方が良いでしょう。
スローガンは「良性疾患に対する開腹手術撲滅運動」です。