宮本和尚医師の二転三転する卵巣の説明、本当は?
MRIでただの卵巣の腫れをチョコレート嚢腫と説明
第3章 再び宮本和尚医師外来へ~話し合い始まる~再外来1
宮本和尚医師の説明は、術前は「卵巣はおいておく」、入院中は「卵巣は元に戻っている」、 退院後は「腐っていたから取った」、半年後はMRIで「チョコレート嚢腫で腫れていた」でした。 しかし、後に他院で言われたのは「卵巣はただの腫れ」でした。
・宮本和尚医師 再外来 2014年7月17日
※私がこの時、宮本医師に訊きたいと思っていたことは卵巣と、指導医の事でした。
子宮全摘を拒否しましたが核出術やアゴニスト療法を教えてもらえず、
全摘しかないものと思って、全摘手術を受けました。
全摘手術そのものがおかしいとは、この時は思ってもいませんでした。
ただ、何かがおかしい、宮本医師の説明に腑に落ちない、
釈然としないという気持ちがありました。
私は医学的知識も無ければ、法的知識もありません。
弁が立つわけでもなく、ましてや手術後、宮本医師の言葉によって、
どんどん精神的に傷つき、不安定な状態でした。
この後の外来に行く際は、何を聞くのか、どういうふうに話したらいいのか予め考えて、
質問状を持って行きました。
2ヶ所の電話相談や嘱託医の先生、神戸市医師会副会長のNI先生に訊きに行くように言われて、
7月17日宮本和尚医師の外来に飛び込みました。
退院時にもらった薬が切れたから貰いに来たという理由で受付けてもらいました。
受付を済ませると、呼び出しの端末を持たされます。
緊張の為、診察室前の待合室で待つ事が出来ませんでした。
私もこんなことは初めてです。
しかし分からないことを訊くことは悪い事ではありません。
どこでも言われました。
それを受け入れられるか、受け入れられないかは相手・医師の度量です。
逃げるようにして、1階に降りて、ロビーのソファーに座り、医療安全相談窓口に電話をして、いろいろと励ましてもらいました。
電話の最中に端末の呼び出し音が鳴りましたが、スルーしてしまいました。
しばらくして、2回目の呼び出し音が鳴り、意を決し、2階へ上がりました。
看護師に名前を呼ばれ、いよいよ診察室に入ります。
泣蜂:「手術の内容で分からないことがあります。
会社の嘱託医の先生から聞いてきなさいと言われて来ました。」
これだけでもう宮本医師はカチンときたみたいでした。
威圧的な、大きな声で言ってきました。
DR:「それなら会社の嘱託医の先生に直接連絡する、電話番号は?」
内心それは困ると思いました。
それに嘱託医の先生の電話番号なんて知りません。
泣蜂:「電話番号なんて知りません。
私が分からないといけないので、私に教えてください。」
私は医療安全相談窓口で教えてもらったことを元に作った質問状を読み上げ、
宮本医師に質問していきました。
質問を重ねるたびに、宮本医師はどんどん激高していき、声が大きくなっていき、ますます高圧的威圧的になっていきました。
私は質問しながら、宮本医師の向こう側でいすを並べて座っている女性スタッフが
「宮本先生をもうこれ以上怒らせないで」と言わんばかりに、
頭を抱えて机に突っ伏しているのが見えました。
立っているもう一人の女性スタッフもどうしていいのかわからずに、
動揺して、オロオロしていました。
もう診察室の雰囲気はピリピリして最悪のものでした。
質問状の内容
①「腸に穴があくのはどういうことなのか?腸の癒着具合によるものなのか?
子宮筋腫の大きさによるものなのか?
子宮がくっついていてそれをはがすのに穴があくのか?
腸が違う方向にいっているから、こうなっているから切っていく為に穴があくのか?
腸の癒着の状況がそれほどなのか?
今の自分のおなかの状況はどのようになっているのか?」
回答:「腸の事は説明しなくていい、診断書が必要か?絵を見たらわかる。」
②「人工肛門・人口膀胱になるというのはどういうことなのか?」
回答:「子宮頸がん、左卵巣が癌になった時の事、癌になるのは6000分の1の確率、そんなにびくびくしなくていい」
③「子宮の大きさ、お腹が大きいのは筋腫・腹水・別の理由?
残っている子宮はどうなっているのか?
宙ぶらりんに浮いているのか?
どういうふうに子宮残しているのか?
筋腫は全部取り切れている?。
原因は何か、生活に気を付ける、注意事項。
手術しないといけないと医師の判断があったのか。
閉経まで待つのはできなかったのか?
放置してたらどうなったか?」
回答:「筋腫は全部取りきれている。」
④「手術に至った経緯」
回答:「放置すると突然死にいたる。突然不調を訴える。一つが5㎝以上が手術適応。」
⑤「卵巣はどうなっていたのか?」
回答:「右側はこれだけ腫れていたから取らないといけなかったんです。 チョコレート嚢腫の可能性があったんです。 MRIではっきりと腫れている、左は小さくて隠れている。 正常であれば見えない。 子宮内膜症、チョコレート嚢腫の可能性があった。」
⑥「卵巣はとらないといけなかったのか?
他に方法はなかったのか?例えばチョコだけならとらないのか?
筋腫があるととらないといけないのか?」
回答:「肉眼的に見た目だけでチョコと判断。 逆に内膜が無ければ癌化する。」
⑦「組織診断票の意味?どういうことなのか?
どの辺の組織なのか?
中だけが悪くて外までいってないのか?病名はチョコなのか?」
回答:「病理組織は手術室で内膜がもれてなくなっている。
時間が経つと内膜無くなる。」
終了後、診察場の前の待合室で待っていると、次の患者さんが入られて、 今までの雰囲気を変えるかの如く、不自然なほどの、宮本医師の大きな笑い声が聞こえてきました。
その反面、私は内心穏やかではありませんでした。
また話がおかしくなってきたからです。
この時、入院前においておくと言われていた、悪いとは聞かされなかった卵巣の事を、
「これだけ腫れていた、チョコレート嚢腫の可能性があった」
と言ってきたのです。驚きでした。ボランティアの電話相談で「こういう場では相手の話を聞かないといけない、 言い争ってはいけない」と言われていたので、黙って質問を重ねました。
この時ICレコーダーを持って行かなかったことをつくづく後悔しました。

この日のカルテに「チョコレート嚢腫と説明した」とは書かれていません。
おかしな説明をしている時は、1月2日のカルテと同様、さほど何も書かないみたいです。