神戸市立医療センター中央市民病院・開腹子宮全摘手術の真実

セカンドオピニオンの重要性 良い治療を納得して受けるために

東大病院に行っていたら、開腹子宮筋腫全摘術になっていませんでした

第4章セカンドオピニオン 東大病院


東大病院では子宮筋腫手術は本人希望が無ければ手術しません。適応を考えます。妊娠温存希望の問診と術前検査はMRIを2回、手術はアゴニスト療法後、腹腔鏡でトライ。
しかし、東大病院からの返書は神戸市立医療センター中央市民病院の圧力なのか、実際の内容とは違い、患者に批判的になっていました・・・。



セカンドオピニオンに東大病院を選んだ理由は、神戸市立医療センター中央市民病 院が京大系列であった為、京大の上は東大だと思ったからです。
セカンドオピニオンを申込むにあたって、東大出身の先生を指名させていただきました。
尚、セカンドオピニオンには紹介状とMRIを持参しています。
MRIでの説明なら、初診の北医師と同じ状況です。


東京大学医学部附属病院セカンドオピニオン
2015年9月14日

東大病院では患者に手術希望無ければ、”様子見たら”になります。
手術は生理を止めてから、腹腔鏡でトライ。

(最初の挨拶の後)

DR:取り敢えず、まぁ、できるだけ東大出身ということで。まぁ一応私東大出身なんですので。

泣蜂:ありがとうございます。うれしいです。

DR:はい、よろしくお願い致します。さて、えーと、まぁ、ラフなちょっとあれしかまだ見てなかったので。

泣蜂:はいはい。

DR:まぁ、あのー薬をですね、ちょっと使っているという事なんですけども。

泣蜂:はい。

DR:まぁ薬の服用はいつまでかっていうところとまぁ、傷跡の周辺の痛みがまぁ気になりますと、 まぁ、そういういう訴えが書いてございます。
で、向こうさんのですね、これはちょっと今初めて見るあれなんですけども。

泣蜂:あっ、そうですか、今からですか。

DR:えーと、取り敢えずあのー子宮を膣上部切断して、 且つ、右の卵巣を、あと卵管ですね、それを取りましたと。
まぁ一応そんなかんじの事が書いてありまして、あっ、北先生だったかしら。

泣蜂:北先生、いや北先生はね予約がもういっぱいだからっていうことで、他の先生。

DR:人気者。有名人だから。

泣蜂:有名人ですか、北先生が良かった。

DR:はい、わかりました、ってことで、まぁ子宮筋腫に関しまして、この宮本先生ですよね、 受診されまして、筋腫核出の為に、えーと子宮のですね、出口を残す可能性があるという事の説明と、 えーと、両側卵巣残す予定ですが、付属器つまり卵巣と卵管ですよね、 それ取る可能性も、まぁありますということで、説明を聞いてると、で、 子宮の裏面がですね、あのー子宮とくっついてたという記載があります。
だから、要は子宮をですね、完全に全部取ろうと思うと、まぁ場合によると、 じゃあ腸とかの損傷とかが気になるという事なのと、基本的にはだからそのーまぁでっかい筋腫がありまして、 まぁそれに伴う症状がまぁちょっとおありでしょうと、下腹部膨満感っていう事ですね。
で、子宮の出口さえ残しといてあげれば、その少なくとも膨満感はとれるでしょうと。
子宮の出口のところに筋腫ボーンっていうのが出来る訳ではないでしょうと、 まぁ、あっそうだ、名乗るの遅れて申し訳ありません。私○○と申します。

泣蜂:よろしくお願いします。

(術前の卵巣の説明について)

DR:で、という事で、あとは4cm大の内膜症に関しましては、えっとまぁ、閉経が近いご年齢の方で、 まぁ3,4cm以上のあのー卵巣内膜、子宮内膜性のありますと、 ずっと放っておくとちょっと癌になる可能性もありますので、 まぁこれ取りますよっていうのは、そんなに間違っている事は無いでしょうと。
多分、術前に両方の説明を多分しとくと、まぁ良かったのかなっていう。
つまり卵巣も悪いところだけ刳り抜いてっていう可能性もありうるし、 あのー操作的にそっちの方が楽であれば、2年でだいたい3割ぐらい再発するっていう事になっているので、 再発の危険性ちょっと考慮しますと、まぁ卵巣取りましょうっていうのを、 多分事前に二通り言っておけば、良かったのかなという気はするんですよね。

(手術について)

DR:医者が医者である所以ていうのは、一つは医療行為っていうのは、 機械的にほらベルトコンベアにのっかってバンバンバン、はいさよならって、やるんじゃなくて、 お困りな事とかをちゃんとくみあげてあげて、こうするといいんじゃないですかと丁寧なご説明する、これ多分基本だと思います。


泣蜂:丁寧なご説明が全く何も無かったんです。


DR:えー、まぁ、そういう事なのかなとまぁ正直思うんですけど(笑)。
まぁアートが無いっていうか、芸術性が無いっていう感じだと思うんですよね。
説明の腐っていたっていうのはちょっとあまり適切な説明ではないよねというふうにはちょっと思います。



DR:ぼくらは大学病院なんで、そもそもこの人手術やる必要あるの、無いのっていうのを非常に強く考えます。
筋腫が、お腹ちょっと膨らんでいると、日常生活困るぐらいでしたかね。


泣蜂:ううん、全然。

DR:だとしたらばまぁ、子宮はちょっとノータッチだったかもしれないです。 症状がね、どの程度お困りなのかっていうのに応じて、物事考えるので、僕らは。
ですので、筋腫がただありますっていうだけだと別に手術しないんで、 それはなんでかっていうと要するに、手術って基本的にはまぁ、合併症ある程度伴うものなので、 まぁ実際腸閉塞になっておいでだし。
ですからお腹が苦しいっていうだけでは、 それで日常生活も困っちゃうよねっていうレベルじゃなければ、まぁちょっと様子見ます。


泣蜂:じゃあ私がこうやって、このMRI持って病院、こちらの病院来たとします、 先生じゃあ、筋腫だけだったら、別にそんなにあれだったら。

DR:様子見ちゃえば。いや、ただ、ポリシーがやっぱり違う訳ですよね。根本的にね。
どういう人をどうするかっていう観点がちょっと多分著しく違うと思うんですね。


泣蜂:病院によってという事ですね。

DR:はい、そうですね。例えば症状が無いけど、筋腫で手術するっていうので、 仮にあるとしたらば、ちょっと癌っぽい疑いがあるとか、ガソとかそういった人だと僕らでもやります。
だけど要は、ただ筋腫があります、だけど症状が無いですっていう人手術してたら、はっきり言って限ないんで。

だから、僕らだとまぁちょっと手術しなかった可能性がある。
ていうのは、僕らは要するに重きをおいているのはそもそもその手術をやる適応っていうやつですよね、わかります。
適応つまり、なぜこの人を手術せねばならないのか。


泣蜂:切羽詰まっている人じゃないと手術しないっていうことですか。

DR:はい、基本的には。

泣蜂:そうですよね。

DR:あとはその癌のリスクがすぐそこに迫っている人。

泣蜂:うーん。私なんて良性ですもんね。そんな急いですることないんですよね。

DR:まぁね。

泣蜂:北先生だって元々私10月に行ったんですけど、2月までいっぱいだからとかって言われてて、 2月まで待っててもよかったわけなんですよね。

DR:うん。まぁそうですね。

そんなに困っていたんじゃないんだったら、
別にとらなくてもよかったんじゃないですかねっていう気はしますけど。


泣蜂:やっぱり東大病院だったら違うんですね。

DR:いや、東大だからって違う。

泣蜂:口コミ情報とかあるじゃないですか。 そんなんでね、患者の希望を聞いて叶えてくれた、巨大筋腫2度目の手術だけれども、初め外来では開腹って言われてたけど、 手術直前で腹腔鏡でいきましょかって言われて。

DR:あっ、それは多分薬ね、ちっちゃくする薬とか効きが良いとか多分そんな感じ。

泣蜂:あっ、そんなんもしなかった、注射もしなかった、ダイエットもしなかったって。
何かえーとか思ってね。

じゃあその私子宮が残る可能性もあったわけですか。


DR:まぁだから条件次第で。


泣蜂:条件でね。で、卵巣は二つとも残しておきますとかって。

DR:うーん。

泣蜂:取ること自体が目標だったんですよね。

DR:うーん。

泣蜂:ホホホ、先生なんですか、その顔。

DR:いや、いろいろいっぱい書いてあるから。(笑)



(腹腔鏡にについて)

泣蜂:手術自体は腹腔鏡。

DR:でトライして、だめだったら切腹しますというふうにみます。

(右の卵巣・子宮について)

DR:ええ、それはだから所謂水っぽいってちょっと考えるんで。
だからあんまりこの所見だけだと、強く内膜症を疑う所見ではないのかもしれないです。
で、筋腫ね、ほじくり出しても、まぁやっぱりちょっと閉経までちょっとまだ時間が多少あるかもしれないかなっていうのがまずひとつと、 これだけいっぱい筋腫があるとちょっとねあのー出血が半端ない事になっちゃって、輸血コースになっちゃうと思うんですよね。
ですからまぁ、輸血になるリスク回避する、且つまぁ卵巣はとりたいねって考えるんだったら、まぁ開腹でまぁ子宮はちょっとね、残せないですかねやっぱこれだとね。

泣蜂:あのー子宮とることを第一に話させて頂きました、あとは所見です、あとは同意書ですって、あとの説明は同意書でしました。

DR:わかりました。で、内膜症がなんであとからでてきたのかちょっとよくわからない。

泣蜂:えっ、えっ、えっ。

DR:内膜症の、卵巣の腫れものが、なんであと出てきたのかわからない。(笑)
卵巣のチョコレート嚢胞いつできたのかなってかんじ。

(手術前の問診)

DR:要するに僕らだと筋腫ありますね、で悪性っぽくないよねっていうのをまぁ確認し、手術します、しませんって聞いて、 で、だいたいお子さんを産みたい人に関してはなるべく子宮残してあげましょうかっていう話になり、 もういいやっていう人の場合ですと基本的には子宮とりましょうかって。


泣蜂:私がこの年でまだ子供欲しいですとか言ったら、残してくれた可能性あるわけですか。


DR:いや、ちょっと理屈上無理がある。

泣蜂:理屈上無理がある。

DR:子宮をとるか否かの相談がまず第一で。

子宮に関連した症状例えば、ほら不妊、生理の量多い、お腹苦しい、しっこでずらい、 こういったたぐいの具体的な症状は筋腫に特化した悩みがきつかったら子宮どうするの、そういう質問が来ます。
症状があるかないかっていうのまず聞くわけですよ。
まぁ無かったわけですよね。あんまし、じゃあ、ちょっところがしてみたらつって。

泣蜂:じゃあ、あれですか、手術まだ先送りでもいいですっていう事になってたわけですか。

(術前の検査について)

DR:だけど、内膜症の有無がMRIの時点でわかってなくて、しかも一応これでは腫れてないっていう事になって、水っぽいんで。
排卵後でもこんなふうに見える事あるから、たまに排卵してるはずだから。だからこれは排卵の可能性が高いから、あんまり気にせず。

泣蜂:気にせずに、じゃあもうあの、そのままスルーしてるっていう形ですか。

DR:ただ、あのー一応最低2回ぐらいは診ますけどね、一応、フレッシュな方でまぁ、筋腫ですと、でっかいですと、 一応これ悪性だという事もあるから悪性っぽくないかっていうのを画像とかで評価し、数ヶ月ちょっとおいてまた見てみて、あーすげーでかくなってますね、 もしくはあんまり変わらないですね、というのがまず見極めて。
若いか年寄りかは全然気にしないです。でまぁ、要するに数回見てみて、で、どうしますって、まぁそういう感じ。

泣蜂:卵巣に関しては。

DR:そうですね。だから一応そのうち来たら5月かかったとすると、そうね、
翌月かもしくは3か月前後くらいですかね、それでもう一回見といて。

泣蜂:何回か診て。

DR:やっぱりだから、卵巣何も無いね、筋腫はでかいね、さあどうしますみたいなそんな感じのお話になる、 要するにほらあのーいつ卵巣腫れたのかちょっとわからないから、きっかけが何かですね。

泣蜂:手術前にはもう一回MRIを見てみる。

DR:うん。

(子宮筋腫の手術について)

DR:まぁただ手術する子宮ね、筋腫があるから例えばお腹苦しかったからという事にしといて下さい。
お腹が苦しいからとってくれと言われたら、まぁ、どっかから紹介されてくる方が大半なんで、でまぁ、大体撮ってくる事が多く、

これだと多分生理止めてから、手術したと思うんで、これだったら。


泣蜂:私ね、まだ外来でね、生理がなくなるのも子宮がなくなるのも寂しいからまだ迷ってるんですって、手術迷ってるんですって、 20年前に1回手術してる、やっぱりつらかったし、しんどかったから手術は避けて通りたいんです。
そんな事言ってたんですね、そしたらどうします。

DR:まぁ様子見ざるを得ないですね。
希望が無い人には基本やらないです。
要は首根っこ捕まえて手術やるような事しないんで。
いやまぁあのー、どうなんでしょうね、だからどういうポリシーで彼らは手術してるのかって、そういう話にも繋がると思われる。


泣蜂:彼らは。

DR:えぇ、神戸市立医療センターの人達はね。

泣蜂:おかしいんです。

DR:じゃあだからと言ってこっち行って説教するわけにもいかず。

泣蜂:あっ、そんなんもしなかった、注射もしなかった、ダイエットもしなかったって。 何かえーとか思ってね。

じゃあその私子宮が残る可能性もあったわけですか。


DR:まぁだから条件次第で。


泣蜂:じゃあ、子宮残しといてくださいねって、それは聞いてくれる。できるようだったら努力はしてくれる。

DR:ここまでひどくなければ。

泣蜂:頭の中に入れといてもらえる。

DR:まぁ、入れますけど、ちょっと目的遂げられないですけど。

泣蜂:無理かなみたいな、でもそんなにすぐに手術に持っていくっていう事は無いわけですね。

DR:まぁ、そうですね、ちょっと様子見てみたら、で卵管は通常は一緒にとっちゃいますと。

(右の卵巣の術前検査について)

DR:んーと、右はチョコレートありと。フフッ。(笑)

泣蜂:何、何。

DR:いやだから、一応所見としてはチョコレートありましたって一応書いてありますけど。
こっちの本文には書いてない。

泣蜂:何、何が無いですか。

DR:いやだたまぁ一応、こんな感じでほら、これが多分チョコレートの汁ですね、だからまぁ要は、所見は所見でちょっとこれ不明です、すみません。

えーとね、卵巣に関してはちょっと、閉経前の人で正常な卵巣を見分けるっていうのは相当難しいんです。

だから、要はMRI撮ってから手術やるまで内診しなかったせいで、卵巣がどうかっていうのに思いが至らなかったんですね。
ただ要はやろうと思ってみたらば、偶然その卵巣が腫れており、所見的にはチョコレート嚢胞だったでしょうと。
じゃあ、しょうがねー、とるかって、まぁそういう話だったと思うんです。
で、えーと、そのー術前のえーとその、両側の卵巣は残す予定っていうのは、要は卵巣が腫れてないっていうのが話の大前提なんですよね。
彼らのまぁちょっと、彼らの落ち度と言いますか何と言いますか、一寸欠けていたかなというのは、要はほら、ひつこく何回か診て欲しかった。そういう事だと。
いやだって、MRI見て内診してない、その事。
だから、ほら何回か診れば、卵巣腫れているね、どうしますって事前に説明できたはずで。
ところがさにあらず、いつかわからないけど、卵巣腫れちゃってて結果的にはとるっていうのは僕正解だと思うんです。

(入院中の卵巣の説明について)

泣蜂:左外れたところにあるんです。もうおかしな話でね、先生にこんな事してもらって、申し訳ないんですけどね。
入院中の説明では卵巣は筋腫で吊り上げられていたけれども、今は元に戻っていますって言われたんです。

DR:あー左の方ね。

泣蜂:いやー、二つとも。

DR:あっ、そうなんですか。(笑)

泣蜂:右とったなんていう話は出てこなかったんです。

DR:あっ、そうなんですか。(笑)

泣蜂:卵巣は筋腫で吊り上げられていたけれども、今は元に戻ってますって言われたんです。卵巣は私の中ではあったんです。
退院してからね、2週間もしてから、外来行ったら、いきなり向こうから言ってきたんです、腐ってた、腐ってた。
あのーチョコレート嚢腫で腐ってたから取りました、右の卵巣とかって言うんですね。

DR:うん。

泣蜂:私すごいショック受けてね。

DR:それはちょっと説明の仕方にあんまり品が無いと思います。



(左の卵管について)

DR:まぁ、卵管の水の溜りとか、場合によってはですよ。

泣蜂:左の卵管ね。じゃあそれだけ腫れているっていう事ですね。

DR:場合によっては。

泣蜂:それわかりますよね、そんな説明ありませんでしたよ。

(卵巣の術前の説明について)

DR:まぁそれぐらいだとわからなくても不思議はないかもしれなく。
で、えーとだから、子宮と卵巣は近いから卵巣も手を付けるという事は考えるべきではあります、はい。

泣蜂:考えるべきではあります、説明はされるべきです。

DR:そうですね。いや、だから、同意書っていうのは基本的にちゃんと説明したかどうかの紙っていうあれなんで、 これでどういう紙を用意するかっていうのも、別に全国的に決まっているものは無いんですよね。
だから、要約すると、要は卵巣が腫れている予見ができなかったというところが集約されてる。

泣蜂:予見はできなかったけれども、もしかして子宮と卵巣は近いんだから、あの先生としてはそのどうしますよっていうのは。

DR:腫れている、例えば、腫れていたりとかして、くっついてたら一緒にとる必要があるかもしれないですよっていう説明。

泣蜂:そんな説明ありますよね。

DR:はい、絶対残せるとはまぁ口が裂けても言えません。



(卵巣の組織診断書について)

DR:内膜症の定義っていうのは要は子宮以外のところに内膜構造が見られますっていうのが一応大前提なんで。
しかも、ちょっとそういうっぽくはなかったという事ですね。
どういうあれでこういうコメントしてるのかちょっと正直分かりませんけど、普通はあんまり内膜症とは言わない可能性が高いですよね。
要するに定義を満たしてない。
子宮以外の組織に内膜構造が見られるっていうのが子宮内膜症の定義なんで。
それが見られないって書いてあるから、まぁだから出血性嚢胞的なものなのかもしれませんけど。


泣蜂:出血性黄体嚢胞的なものかもしれない。

DR:まぁ、良性っちゅうか、要はただ卵巣腫れてるな、で経過診ていけば、腫れが引くものなのかもしれないっていう事で。
だから要は我々はチョコレート嚢胞があったら手術しますと、いうところと、あと筋腫があるというだけでは症状が乏しければ手術しませんと、そのようにお考え下さい。

内膜症に特化してるのはちょっとあるかなと思いますので。

泣蜂:うん、内膜症に特化している。確定させてからですよね。

DR:そうそう、もちろんね。

泣蜂:もちろんね、確定させてませんよね。

DR:はい。

泣蜂:フフフ、すみませんね、はい、有難う。確定もさせてないのに、説明もなくとってしまったという事ですよね。

DR:うん、まぁ。

泣蜂:で、結果も出ていない。

DR:まぁ、と言われてもちょっとね。

(手術前日の医師の挨拶)

泣蜂:あー、そうですか。でね、じゃあ例えば手術前の、入院しました、手術前の前日入院しますよね、
こちらの病院だったら、手術される方が先生方のご挨拶に来られたりする訳ですか。

DR:一応。まぁ全員、ちょっとその日ちょっと外の病院や、手伝いに行ったりとかして、いない場合もありますから、 ちょっといない場合もありますけども、基本的には取り敢えず。

泣蜂:基本的にはね。

DR:前日に説明するんです。

(神戸市立医療センター中央市民病院から手紙が来ていました)

泣蜂:うん、(自分のお腹が)さほどすごい事になってるなと思ってて、わかってたんですけどね。
でね、私北先生からこの先生に代わって、私先生に訊いたんですね、
「先生若いけど手術できるんですか大丈夫なんですか」って訊いたらね、「手術は毎日している」。

DR:そう書いてありましたね。

泣蜂:書いている。手術は毎日している、書いてますか。

DR:うーんとね、どっかに書いてあったな。

泣蜂:手術は毎日している、この病院にいたら、外来出てる以外は毎日している。

DR:どこかな。

泣蜂:えっ、どこどこ。あっ、これなんですか。

DR:いや、面談内容が。


泣蜂:これいつ来たんですか。

DR:今さっき。

泣蜂:どっから。

DR:こちらから。

泣蜂:くぅ、中央市民から。

DR:えぇ。いろいろいっぱい書いてあるから。(笑)


泣蜂:あ、それ何て書いてあるんですか。私ね、だからね、後から言ってきたんですよ、その先生。

DR:んー。

泣蜂:そんなん送ってましたか、フフフ、そういう事ですよね、あー。 じゃあ、私が行くと思ってこれ書いて送ってきてたわけですね。


DR:はい。

泣蜂:いや、でね、私ね、それ後から言ってくるんですよ、指導医つけてたとか、難しかったとか。

DR:うーん、なるほど。

泣蜂:それって、こちらではそんな事あり得ませんよね。

DR:まぁ、多分。

泣蜂:ですよね。

DR:はい。

泣蜂:いや、私最初にそれ聞いてたら、同意書にサインしてないんですよ。
この先生、そんなんばっかりなんです。

DR:なるほどね。

泣蜂:私だからここが一番納得ね、いかないんですよ。いろいろ先生にね、病院行ってね、話聞いてね、訴えてるんですけどね。
でね、あのー先々月7月に大阪大学 K教授に先生に聞いてもらってね、手技としてこれあのーチョコレート嚢腫ね、核出術出来ますよねって訊いたら、うん、それは出来るよねとかって言って下さったんですよね。

DR:阪大も行ったんですか。

泣蜂:阪大も行ったんですよ、もう。で、近大の先生はね万代先生、京大出身じゃないですか。
やっぱり向こうの肩持つじゃないですか。それはあかんわと思ってね、大阪大学と東京大学やっとこちらまで来たんです。

DR:なるほどね。

泣蜂:だからね、そこなんて書いてるんですか、その手紙、いや来ると思って、書いてきた、じゃあ宮本先生どうなるんですか。

DR:いや、どうなるってどういう事ですか。

泣蜂:えっ、私、だから、大阪大学のK先生にセカンドオピニオンに行きました。
卵巣の核出術出来るんですか、出来ますよって言われました。
で、返書をね、本当は私がもらって直接中央市民に持って行くっていうふうに事務の人から言われていたんですけど、 K先生がこっちから送っておくからとかって言われたんですね。
それは7月の中頃でした。
で、8月の中頃ね、あの中央市民の病院のね、外来担当見ていたらね、その先生ね、10月から外来外れるみたいなかんじで。

DR:異動、あーそうですか。

泣蜂:私それ聞いていたらね、同意書にサインしてないんですよ。
私ね、これショック受けてね、じゃあこの手術なんだったんですかって、すごいショック受けてね、仕事できなくなってね、辞めざるを得なくなったんですよね。
こんなんどないしてくれるのと思ってね、私こんな手術になりたくなかったからね、先生に訊いているんですよ。
何もかもがね、おかしい、先生にこんな事言っても仕方ないですね。ごめんなさいね。
私一人じゃ一介の患者が言ったところで仕方がないでしょ。卵巣は二つとも残しておきます、私子宮とるのも、迷ってますって言ってた私には好都合です。

DR:うーん。

泣蜂:で、出来るんですか、いつものように出来ません。
そんな事言ってませんでした。後から言ってきました。これどういう事なのかなと思って。ごめんなさいね、先生。
もうこれが悔しくて悔しくて、もう人生つぶされた思ってね。
私20年間つらい思いしてきたわけですよね、結婚も出来ずに、出産も出来ずに、だからすごいきっちりした先生にしてもらいたいと思ったから訊いてるのにね。
ごめんなさい。私ね2回手術受けたからね、言えるんですけどね。
1回目の手術の時にはね、先生仰ったのは、私もうその時大きい筋腫だけを取る手術で、その時に先生がなんて言ったかというとね、診察してもCT見てもお腹の中がどうなってるのかわかりません、 1回開けてから、悪いものであれば2回目の手術となります、そのつもりでいて下さい、はっきりわからないって仰って下さった。
でね、先生信頼してね、手術受けました。
手術麻酔から目覚める時にね、名前呼ばれて起こされますよね。
その時ね、私ね、もう気持ちよくぐっすり眠ってたんです、それ先生信頼しきってたと思うんですよね。
私だから起こされた時、人が気持ちよく寝てるのに何で起こすのよって怒ったぐらいなんですよ。
それぐらい私ぐっすり寝てたんです。
今回ね、宮本先生手術受けて、起きた時ね、私体がガタガタガタガタ震えて止まらなかったんですよね。
それ私ね多分ね、先生のそういうやり方気持ち、聞いてない事されているっていうのがね、体がね、精神がね、分かっていたと思うんですよね。
先生の気持ちが伝わってきていたと思うんですよね。
ガタガタガタガタ震えて何かすごい怖い目にでも遭ったような感じがしてね、震えが止まらなくて。
で、看護婦さんに言われたんです後日、いくら名前 呼んでも、頷きもしなければアイコンタクトもしなくて、何かすごい精神的にショック受けているように見えたわとかって。
その時手術の後すぐ初めて会った看護婦さんなんですよね。
その看護婦さんにもそんな事言われてね、やっぱり看護婦さんよく見てらっしゃいますもんね、分かるのかなとか思ったりもしてね。
そんなんやからね、私治って良かったとか手術受けて良かったとか全然思わないんですよね。
なんか外来外れるとかってなってるけどね、これが影響しているんでしょうか。
多分木村先生の返書何か書いてくれたのかなとかって思ったりもするわけですよね。

DR:はい。

泣蜂:ほんまに、もうとかって思ってね、日本の医療ってこんなもんですか。
自分のしたいように、言わずに後から言ってきてね。
こんな私くそみそに扱われてるんですよね。卵巣は二つとも残しておきます、 ケロイドにはなりにくい、そんないい事ばっかり言ってきてね。後から後からなんですよ。

DR:いいえ、はい。

泣蜂:そうですね。新しい意見が出てきたからまたちょっと、混乱してしまう。

DR:まぁ、なんですけど、まぁだから要は、我々はチョコレート嚢胞があったら手術しますと、いうところと、 まぁあと筋腫があるというだけでは症状が乏しければ手術しませんと、まぁそのようにお考え下さい。


泣蜂:で、チョコレート嚢腫を確定させてから手術に。

DR:そうですね、もしゴーするならね、とお考えいただければ。

泣蜂:またなんか、新しい事、すみません、有難うございます。

DR:内膜症に特化してるのはちょっとあるかなと思いますので。

泣蜂:内膜症に特化している。

DR:我々の診療はですね。えぇ、あればやりますよ。

泣蜂:あればやる、確定させてからですよね。

DR:そうそう、もちろんね。

泣蜂:もちろんね、確定させてませんよね。

DR:はい。取り敢えず。

泣蜂:フフフ、すみませんね、はい、有難う。確定もさせてないのに、説明もなくとってしまったという事ですよね。

DR:うん、まぁ。

泣蜂:で、結果も出ていない。

DR:まぁ、と言われてもちょっとね。

(最後に)

泣蜂:私だからね、ここの病院のコメント見てね、涙が出てきてね、患者の希望を聞いてくれたとか、ぽろぽろ涙が出てきてね、私もう一体なんなんだろう、 ごめんなさい。

DR:まぁ取り敢えず今日ね、ここ来ていただいたのも、何らかの一助になればなというふうに思います。


泣蜂:すみません、えぇ、そうなんです。何て返事書かれます。

DR:取り敢えず、僕らのこんなかんじでやってますっていうのを患者さんに包み隠さずお話しましたよっていう説明を書くつもりです。
基本的にはだから、診療でどんなことをお話し説明したのかっていうのが重要だと思いますので、そのようにお考えください。じゃあ、大丈夫でしょうか。

泣蜂:すみませんでした。本当にありがとうございました。

DR:はい。

東大病院 セカンドオピニオン要約




神戸市立医療センター中央市民病院から紹介状以外に手紙が来ていました。


それは、私が東大病院に行くと分かって、おそらく私に納得がいくように説明して欲しいというような内容の保身の手紙と思われます。
所謂裏から手をまわしたのです。
神戸地裁の時に弁護士さんにあの手紙を出してほしいと、病院側の弁護士に伝えましたが、 そのような手紙はないと言われました。
しかしあるのは事実です。東大病院のセカンドオピニオンは患者自身が申込むのですが、 申込む前は、神戸市立医療センター中央市民病院から圧力がかかって、申し込みを断られるのではないかと思っていましたが、 それはありませんでした。
しかし実際行くと、神戸市立医療センター中央市民病院から紹介状以外の手紙が届いていたのです。
通常そのような手紙が届いているものでしょうか。随分手回しのいいものです。

※東大病院に来て初めて、子宮の手術のそのものがおかしいという事になりました。
セカンドオピニオンの直後、取られた私の卵巣は悪くもなかった、手術すらしていなかった、 この結果の違いに、東大病院の最上階の人気のないところで、しばらく泣いていました。

この頃からいろいろな病院のホームページで巨大筋腫をどういうふうに扱っているのかを見て、驚愕しました。
まず目に入ったのが、順天堂大学附属のホームページ(http://www.j-endoscopy.com/treatable/myoma.html)でした。
その他にも、四谷メディカルキューブ、京都府立医大付属病院、福岡山王病院でした。


※この後、カルテ開示をして、東大病院の返書を見て驚きました。
最後に「一助になれば」と仰っていただいたにも拘わらず、ここでも私は悪者扱いというか、批判的な内容を書かれました。
実際に聞いた話と違うし、大切な事が抜けているのではと思いました。